元従業員に関する競業避止義務違反・引き抜き行為に関し,取引先から違約金全額を回収した事例
2024.08.29
企業法務一般、顧問契約
事案概要
- 依頼会社は,取引先である代理店との間で,従業員及び一定期間内の元従業員の引き抜き行為等を禁止する合意をしていた。しかしながら,それに違反すると思われる事象が判明した。そこで,当事務所に相談をした。
解決結果
当事務所において,依頼を受けて,相手方である取引先会社に対し,違約金の支払に該当する事象が見受けられること,今後そのようなことは必ず控えるべきこと,違約金の請求等を記載した通知を行った。結果的に,取引先会社から,早期に違約金全額の回収が実現するとともに,再発防止に真摯に取り組むことの回答が得られた。