売買代金の支払を拒否していた取引相手方を提訴して代金全額を回収した事例
2020.10.21
債権回収
紛争解決
事案概要
- 依頼者は,相手方に対してPCや机等のオフィス用品を販売して納品したが,相手方が「代金が高すぎる」等とクレームをつけて支払を拒否したことから,当事務所に代金の回収を依頼した。
解決結果
受任後,まずは相手方に内容証明郵便を発送して代金の支払を促し協議による解決を試みたが,相手方は理由のないクレームをつけて支払を拒否する姿勢を維持したことから,直ちに提訴した。
提訴後,相手方も代理人を選任して応訴してきたが,納品時の担当者間のメールのやり取りや発注書等の証拠によって売買代金が事前に適切に確定していたことなどを主張立証した結果,最終的に売買代金の全額を相手方が分割で支払う内容で訴訟上の和解が成立し,代金全額の回収に成功した。